先日の作業です。お客さまがご愛用のビアンキのロードバイク。今となっては懐かしい、10速時代のアルテグラ、ST-6600が装備されております。長期保管のSTIレバーならではのグリス固着による、内部ラチェットの不調です。
誤解の無いように申し上げておきますと、グリスが固着することは決して悪ではなく、むしろ固着せずにグリス切れになってしまうほうが、内部機構を摩耗あるいは破損させてしまう可能性が高いと思われます。シマノさまがどういう意図で使用グリスを選定しているのかどうかは存じておりませんが、分解し洗浄→再組立てを行えば復活できる、ということは非常に素晴らしいことだと思います。
とは言え、前回同様のフライトデッキ対応品。フラットケーブルを傷つけてしまわないように取りまわすのが、なかなかのパズル感。楽しみつつの作業でした。ありがとうございました!
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