2021年最後の営業日でした。

昨日は2021年最終営業日でした。

今、こうやってPCへ向いながら、この一年を振り返っております。ちょうど一年前に記したブログ記事を読み返し、コロナ禍の影響が現在よりもまだ軽微であったことを再確認しております。特に2021年の夏ごろから完成車体に限らず、発注→入荷、というサイクルがどんどん伸びているのを感じながらの営業でした。。一年前にもよく似たことを記していましたが、ご検討のお客さまがWEBなどで情報を得て、実際に店舗へ足を運んでくださったとしても、その実物は店頭にないことが増えてきてしまっています。私だけでなく、輸入元やメーカーさまの努力は伝わってきているのですが、非常にばらつきがある状況です。

「じゃあ、実際の入荷はいつですか?」
「今ご注文くださると入荷は9か月後ですね、、、」
「えー!そんなに先になるんですか、、、」

世界的な自転車需要の高まりに対して、輸送コストの増大、材料の高騰などからくる商品価格の値上げなど、後ろ向きな情報がたくさん入ってきますが、そうなると、より高い耐久性を有した製品であったり、簡便に修理が可能なものなど、長期的な視点で見た場合のコストパフォーマンスを考慮していく必要があるのではないかと思います。使い古された言葉のようですが、「良いものを長く使う」ことがより重要視なされていくのではないでしょうか。

とは言え、高額なものが長寿命とは限りませんし、ごく近距離の通勤でお使いの方でしたら、そこまでの耐久性を有してなくとも問題がないことも多いでしょう。反して、ずっと憧れていた自転車をやっとのことで手に入れる!というのも素晴らしいものです。せっかくのお金をいただくわけですから、しっかりとご納得していただけるように、今まで以上に知識を蓄えて、ご要望にお応えできる範囲を拡げてまいりたいものです。

2021年は、タイミングよくお客さまからのご要望があり、新規開拓の粉体塗装業者さまと契約し、主にBromptonのフレーム再塗装の品質向上を実現することができました。設備の導入により、細かな需要に対しても臨機応変に部品を製作できるようになりました。また、自身の思うチタンMTBフレームを試作。現時点では部品が揃わずまだ日の目を見ておりませんが、2022年度は愛車のBromptonと並行して、様々な日本の風景をお伝えしたいと思っております。KATOKABANさまと一緒に作り上げるオリジナル商品も充実させてまいりますよ。

改めて、2021年も当店をご愛顧くださり、誠にありがとうございました。まだまだ微力ではございますが、店名に恥じないように、引き続き皆さまの自転車生活をお手伝いさせていただきます。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

※2022年は1/6【木】より営業いたします。