Brompton リアバックにおける改良。

さてさて、本日は夜ポタリングの会ですが、生憎の雨模様。電車移動になりそうですが、久しぶりの赤丸食堂は楽しみです。

まるで間違い探しのようなトップ画像ですが、これでピンときた方は相当なマニア(笑)。左側は1991年式、右側は2007年式のBromptonリアバックです。91年式にはシフトケーブルプーリーが左右に装備できるようになっておりますが、当時のSturmey Archer製の内装5段ハブは、左右からワイヤーが出ておりましたので、このような造作となっており、2007年式にはBromptonオリジナルの外装2段変速用の台座があります。

メインローラー台座部分は、2007年式にはツバ形状となり、樹脂製のローラーが食い込まないように配慮がなされております。標準装備のポンプ形状が異なるため、ポンプ台座の形状も異なっておりますね。

最も大きな変化は、メインフレームとリアバック接続部分のプレートは、1991年式ではチェーンステイだけに溶接され、メインローラーが組み付けられる縦方向のパイプは、チェーンステイへ貫通しております。一方、2007年式では、チェーンステイと縦方向のパイプは、より大きくなったリアバック接続部のプレートへ直接溶接、ねじれ方向に対してより強固に改善されており、パイプ内の水抜きにも配慮。プレートも肉抜きが施されておりますね。

ここまで多岐にわたる改良がなされつつも、肝心のメインフレームとの接続部分、リアヒンジ部分の各部品は共通(!)今回は1991年式のリアバックを補修後、元通りに接続いたしましたが、現行部品がそのまま使用できることは、長くお使いいただける証左ですよね。

奇しくも、リアバック交換作業の連投となってしまいましたが、マニアックな作業も十分対応可能、ということでご勘弁くださいませ。

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