台湾製 Brompton 修理と実用性と。

先日の作業です。かなり古い年代ながら、非常に良い状態の台湾製Brompton。諸々の作業をご依頼くださいました。フロントキャリアブロックの追加と点検修理とのこと。フロントキャリアブロックについては、台座がないフレームでしたので、いつも大変お世話になっている業者様へ相談し、一点もので台座を製作していただきました。

台湾製Bromptonゆえに、ヒンジの分解はできません。溶接は再塗装が必要となり、コストがかかります。また、熱によるヘッドパイプの変形も考えられたため、フレームへ加工せずに、バンドにて固定する格好が良いと判断。もちろん、私の技量ではここまでの製品はとても製作できるはずもなく、プロへお願いいたしました。1インチサイズのヘッドチューブ形状に合わせて切削加工がなされておりますので、ぴたりと収まります。

あと、チェーンテンショナーが変形してしまっておりましたが、台湾製BromptonのテンショナーはUK製Bromptonとは少し寸法が異なりますので、そのままでは使用できません。採寸し切削加工。ピタッと組み付けできるようになりました。


これでまたガンガン使って下さることと思います。ありがとうございました!

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