Brompton オーバーホールを行いました。

先日の作業です。約10年選手のBromptonをご愛用のお客さまよりご依頼を受け、オーバーホール作業を行いました。作業自体は消耗品の交換や各部の調整などでしたが、年式が異なっていても、常に最新の部品を用いて、しっかりとリフレッシュできてしまうのが、Bromptonの美点ですね。

駆動系は全て車体から降ろして洗浄。リアスプロケットとチェーン、アイドラープーリーは交換。テンショナーの軸ナットはナイロンナットへ交換。ゆるみを未然に防いでおきます。同時にフレーム及びフォークは汚れを落とし、磨いておきました。

ヘッドパーツは摩耗が大きかったため、これを機にTANGE製のFL270Cへ交換。カートリッジ式ですのでスムーズな動作を長期間維持可能です。タイヤ及びチューブ、ブレーキワイヤーとシフトワイヤーの交換、インジケーターチェーンも交換です。前後輪は振れ取りを実施。

うっすらと錆が出ていたシートポスト。交換するほどではないと判断し、表面上の錆取りを行いコスト削減。破れていたサドルはたまたま在庫があった当時ものへ交換いたしました。これでまたバリバリとお使いいただけることと思います。ありがとうございました!

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