Brompton メリハリのあるリフレッシュ作業です。

先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、Bromptonのメンテナンス作業を行いました。年式的にはしっかりとオーバーホールを実施したいところでしたが、今回はまず最低限の部分を着手した次第。ご参考になりましたら幸いです。

最低限、と記しておりますが、あくまでもこの個体の場合ということですので、ここの車両状態により作業内容は異なってまいります。今回は前後ホイールと駆動系のみ。前後輪はハブの分解とグリスアップ、振れ取り作業とタイヤ及びチューブの交換。駆動系は汚れてはいたものの、そこまで消耗が著しい状態ではございませんでしたので、完全に分解して洗浄し再組立て。テンショナープーリーは交換しております。

旧来のFixedクランクも部品が枯渇しております。ガードディスクも割れなどなく状態が良いので再使用です。摩耗が少なかったのが幸いでした。

以前お越しの際にヘッドは調整を行いましたが、一旦着手せず、ワイヤー類とともに今後の交換をお勧めしております。今回の事例の場合は、同時に取り掛かるほうが良い箇所を確実に仕上げてしまい、ご予算や部品入荷時期、消耗度などを勘案して柔軟に対応することといたしました。もちろん、一気に仕上げた方が割安になることもございますので、こういう取り組み方もありますよ、という一例としてご覧くださいませ。ありがとうございました。

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