Brompton Explore M6E 製作いたしました。

先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、Bromptonの限定車、Explore Editionを納車整備いたしました。既に輸入元では完売しておりますが、当店では残りわずかながら、フェンダー付きのM6L仕様でのみ在庫しておりますので、お客さまのご希望へ合わせ、M6E仕様へ変更してご用意いたしました。

当店におけるBromptonの整備作業は、前後輪の振れ取りから始まり、フロントハブおよびヘッドセットのグリス交換、ブレーキワイヤーへの注油、変速調整などを行っております。基本的に、箱から取り出し、タイヤへ空気を充填するだけでも、とりあえずは乗ることができる程度には組みあがっており、それはそれでよいのでしょうけれども、それはあくまでも「組みあがっている」だけで、「動くべきところがスムーズに動く」とか「しかるべきところに適切に注油・給脂されている」ことは全く異質なもの。

2016年に現在のロンドン市内にある工場へ訪問したことがございますが(詳細はこちら)、実際にフレームが溶接され、組み立てられていくBromptonたちを見て、これまで数百台もの整備作業を繰り返してきたものの、全ての車体に生じてしまっているクセのようなものの理由が分かったのです。実際にどういうクセなのかは詳細を記しませんが、こういう手順で組み立てられているから、どうしても避けられない組み立て時のクセ。「なるほどな、、、」と感じた記憶がございます。

Bromptonは手作り品とは言えども、それなりの数量を大量に生産しております。先に記しましたように、かなりのレベルまで組み立てがなされたのちに出荷されておりますが、それでも、多数ある自転車店の中から、当店をお選びいただけるように、自分なりにお客さまのことを考えた整備や修理を進めてまいりたいと思っております。いつもありがとうございます!

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