DAHON Presto SL オーバーホールいたしました。

先日の作業です。2013年のDAHON30周年を機に復刻発売なされた、Presto SLをオーバーホールいたしました。非常に丁寧にお使いのようでしたので、消耗していた部分の交換を主として、リフレッシュいたしました。

タイヤはKENDA製品。標準装備のPRIMO COMETは現在では入手困難ですので、同サイズのものを。チューブも同様に交換いたしましたが、輸入元ではすでに欠品、今後の入荷が見込めませんでしたので、独自のルートにて手配いたしました。少々在庫しておりますので、同車のユーザーさまはお早めに確保下さるのがよろしいかと思います。ブレーキはほつれていたインナーワイヤーとパッドのみ交換です。

BBはカートリッジベアリング仕様の製品が標準装備されております。気になるガタがございましたので、一旦取り外して組み直し。シンプルな構造故になせる修繕です。画像には写っておりませんが、ヘッドパーツも内部カートリッジを交換。小径車はホイール及びフロントフォークでの衝撃吸収性が低い傾向にありますので、ヘッドへの負担は大きくなりがちです。DAHON製品の中でも上位機種のこの車両、ヘッド内部のベアリングのみ簡単に交換可能で、メンテナンス性に優れておりますよ。

サドルとグリップは、少々堅めの乗り心地を幾分低減するように、ERGON製品(GA3、SMエンデューロメン)を選択。少々高額な部類に入りますが、その快適性と操作性との両立度合いは、他のメーカーの製品と一線を画しております。人間工学を製品へうまく取り入れたものが多く、当店では非常におすすめしております。

何度も記しておりますが、コロナ渦の影響もあり、おかげさまで非常に忙しくなっております。それはそれで非常にありがたいところではございますが、自転車への需要が高まっているため、ご希望の製品が容易に入荷してこないことが増えてきている印象です。

今回の事例ではチューブやタイヤの入手が非常に困難でしたが、その他には、Daytona製品は今月入荷製品がご予約にて完売、ヨツバサイクルの一部製品の入荷は8月以降、ブリヂストンさまの電動アシスト自転車も在庫が非常に少なくなってきていたりと、大きな影響が出てきております。

飲食業界や宿泊業界など、日本のみならず世界的に困難を突き付けられていることは十分承知の上ですので、業界的には非常に嬉しい悲鳴ではありますが、メーカーさま輸入元さまとも、このままのペースでは販売したい製品の供給が追い付かず、枯渇してしまう懸念があるとのお話がチラホラと出てきております。もちろん、ご購入に対しての不安をあおるつもりは毛頭ございませんが、ご検討のお客さまはじっくりと吟味の上、お気軽にお問い合わせくださいますと幸いです。

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