先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、DAHON K3を納車整備いたしました。しかしながら、整備作業中に見つかったトラブルをご紹介。DAHONに限ったことではございませんが、納車整備は大変重要だという事例です。
メンテナンススタンド上で前後ホイールを取り外し、振れ取りを行った後、ヘッドパーツの動きをチェックいたしますと、ハンドルが中央付近にある時と、左右へいっぱいに切った時で明らかに動作が渋いのです。車体側面から見てみますと、ヘッドパーツの下玉押し（ベアリングの受けにあたる部分です）が正しく圧入されておらず、フロントフォークから浮き上がっている状態です。向こう側がほんの少し透けて見えていますね。
ということでフロントフォークを一旦抜いて、下玉押しをしっかりと圧入いたしました。
前後方向の隙間がほぼ均等になったのが見て取れます。もちろん、動作もスムーズになってくれました。
リアディレーラーハンガーが変形、ディレーラーのプーリーケージも曲がっていたため、チェーンが干渉し変速はガラガラ、、、ガチャ！といった感じ。とりあえず、レバー操作に合わせて変速はしてくれておりましたが、本来の性能を発揮できていない状態でしたので、しっかり修正。試走確認ではスムーズに変速し、ハンドリングも問題なくなりました。大変お待たせいたしました！
※6月の予定はこちら → こちら
※6/3時点での在庫はこちら→こちら※旧モデルセール中です。
※RIDE AND GET LOST ご好評です → こちら
※当店オリジナル・ミニベロ完成！ → こちら
※当店オリジナル Brompton 用フロントハブ → こちら
※当店オリジナル Brompton 用リアハブ → こちら